事例の要約
- 課題
- 一次産業では人手不足が深刻で、熟練者が自分の目で見回って異常を判断していたが、見回りは1日に数回が限界で、夜間の異変には翌朝まで気づけなかった。何を見ればよいかという知見も熟練者の頭の中にしかなかった。
- 取り組み
- 生産者が「鶏が暑がって口を開けていないか見守ってほしい」とチャットで相談すると、AIが対話で要件を掘り下げ、見守りの対象や検知する状態、通知の条件を整理する。
少数の参考画像と説明文をお手本として示し、AIに検出させる状態を理解させる。
AIが既存の定点カメラの画像を定期的に取得して分析し、異常があれば通知する。 - 成果
- 人手では1日に数回が限界だった見回りを、AIが昼夜を問わず高い頻度で行えるようになった。
生産者がAIに相談する過程で、経験と勘に頼っていた知見が言語化され、記録として残るようになった。
検出精度には改善の余地があるが、現場から継続して使う価値があると評価された。